プレイレポ

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ローマの町並み いいなあきれいだなあ いきたいなあ Wikiより

 かつてイタリアはどの王族にも属さない自治都市が
乱立していました それぞれがイタリアの強力な経済力を背景に
他地域の一国家並みの力を持っていたのです

しかしそれこそがイタリアの統一を阻害した一番の要因でもありました
文化・経済で優位に立ち、繁栄を謳歌していたイタリア諸都市の前に、
統一を成し遂げ君主国家としてイタリア以上の力を持った
フランスやスペインが突如姿を現したのです

皮肉なことに他国の侵略を受け、初めてイタリアに国家意識が芽生えます
かのマキャベリは「君主論」の中でイタリアを野蛮人の横暴から救うことを訴えていました

時はすでに遅く、大国の都合に振り回されるイタリアの現状は19世紀まで続きます
そしてそれを機にイタリア文化はヨーロッパ中に普及しました
教皇はその状況を利用し ローマを壮大な広場や教会で埋め尽くします
ローマは旧教のためのショーウィンドウになりました

イタリア文化を模範としてい各国も、教皇の公認のもと華麗で壮大な建築物が流行します
こうして華やかなバロック芸術が花開き、それは世界へと普及するのです

ゲーム内ではイタリアはミラノ公国によって統一されました
これからイタリアは、そしてヨーロッパはどうのような歴史を紡いでいくのでしょう

さよならヴィスコンティ

 ローマ帝国以来初めて統一されたイタリア
見慣れた薄紫から緑色のイタリアンカラーに変わりました

イタリアを建国したのはヴィスコンティ最後の当主にして最後のミラノ公・エルメス
最初はぱっとしない能力で地味な存在だった彼は、気が付けばイタリア史上最もドラマティックな
君主になっていました 
イタリアの大航海時代を作り、プロテスタントに改宗 フランスを破りついにイタリア王国を
建国しました
そしてかれの後継者は非業の最期3連発で全滅 エルメスの死後はカスティーリャと
同君連合を組むことになってしまいます

皮肉なことに有能なカスティーリャ女王の統治で、イタリアは改宗と建国直後の混乱を乗り切ります
そして幸いにもカスティーリャによる統治は一代で終わりました

新しいイタリアの統治者、このゲームの主人公は元イタリア貴族のコジモ・ナーロ
イタリアはナーロ家というちょっと言いにくい名前の王族の舵で進みます

太陽の沈まない帝国

 無事イタリア統治の引継ぎを終えたナーロ家
当主のコジモははっきり言って賢くはありません
しかし彼の息子であるフェルナンドは有能で将来が楽しみです

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17世紀初頭のヨーロッパ だいぶシンプルになりました

カスティーリャ!!
世界中に植民地を持つこの国は、ヨーロッパの世界進出の先駆者でもあります
新大陸・アフリカ、そして東欧にまで領土を広め、列強でもあるロシアと戦争して
勝っちゃったりしています まさに太陽の沈まざる帝国 その威信は他の追随を許しません

そのカスティーリャと同盟を結び、これまた世界帝国を作っているのがポルトガルです
アメリカ大陸に巨大な殖民領土を作りなぜかポーランドを継承して東欧に勢力をかまえました
カスティーリャの東欧領土と並んで、まるでイベリア半島が東にも出来たようです

イタリアとは比較的良好な関係でしたが、同君連合が解消されてからはちょっと微妙な関係です
しかし世界帝国には世界帝国なりの弱点があります それはイタリアとポルトガルとの戦争によって
明るみに出るのです

いたぽる戦争

かわいい名前がつきました
しかし内容はかわいくありません ポルトガルはイタリアに殖民主義を理由に
宣戦布告してきたのです イタリアはたしかに殖民を進めていますが、まだまだ規模は小さいもんです 
世界中にでかい植民地をつくり、現地の人々を苦しめているポルトガルの分際で
いい度胸だ かかってこいおんどりゃあ!

ポルトガルは経済力に裏打ちされた大きな軍事力を持っています
おそらくは列強の座を狙い、イタリアに挑戦したのでしょう
浅はかナリ イタリアの地中海艦隊はポルトガル海軍を蹴散らします

更にフランスとカスティーリャを通過したイタリア陸軍は直接ポルトガル領に攻め込みました
地球のあちこちに兵力を分散したポルトガルは本国の戦力が非常にうすく、集中戦力作戦を取った
イタリア軍の敵ではありません リスボンにはイタリア国旗がすぐに立ちました

この戦争はイタリアの圧勝に終わりましたが、戦後処理はあっさりと済ませました
賠償金といくつかの国家の開放だけにしときます

豊かになったイタリア ベテランプレイヤーならここから世界征服をすることも
夢ではないかもしれません しかし私は、今回は不必要な拡張はやめておこうと思っています
あくまで私なりのですが、当時の空気感を大切にしたいと思ったのです
イタリアがイベリアの戦端に領土を、戦争によって持つというのはちょっと変かな、と感じます
継承によって飛び地ができるのはヨーロッパではよくあることですが、数百キロさきの土地を
武力で奪って統治する というのはこの時代ではまだあまり考えられないことでした
(植民地は別ですが) てな事で今回はお金だけで許してやるよポルトガル

イタリアが誕生して最初の戦争 しかし勝利の余韻にひたる時間はありません
イタリアにとって、今最も恐るべき敵との戦いが待っているのです

イタリアの成長

 それにしてもプロテスタントは流行りません
プロテスタント国家ができてもすぐに、神聖ローマ皇帝によって説得され
結局改宗してしまいます

そもそもイタリアが改宗したのは、何度も破門してくる教皇に嫌気がさしたからです
やはりローマを追われた教皇はイタリアを憎んでいるのでしょう 非常にしつこいです
 ねぇ仲良くしようよ 昔のイタリア5大国で、残ってるのはイタリアとあんた達だけなんだよ 

イタリアは現在、植民地経営に力を入れています
もはやヨーロッパに欲しい土地はほとんどありません 

殖民を進めている国々はほとんどが新大陸に目を向けています
イギリスがわけのわからん事になった今、アメリカはポルトガルとカスティーリャに分割され
もはや付け入る隙はありません イタリアは早い段階からアジア方面に進んでました

日本や東南アジアの国々と貿易を進め 狙うはインドもしくはブルネイ周辺の島々を
制圧し、本国外に経済拠点を作ることです すでに小さな植民地を複数作っています
たくさんの現地人を殺しましたが、それに対する罪悪感は当時のヨーロッパでは
責められながらも許されることでした
ますますの海軍力増強が必要ですね 地中海艦隊以外にもたくさんの船団を作りました

ふたたび順調ロードに入ったイタリア
しかしプロテスタントの神はもう少しイタリアに試練を与えたいようです

対決オーストリア

 めきめき経済力を上げているイタリア
護送船団方式も確立され、立派な世界帝国になりつつあります
しかしまたまた衝撃の知らせが!

オーストリアがイタリアに宣戦布告 理由は征服というミもフタもないものです
カスティーリャやポルトガルとの戦争はイタリアはそれほど恐れていません
一番怖いのはオーストリアです

植民地経営などには微塵も興味を示さず、武力によってのみ拡張を続けたかの国は
凝縮された陸軍をすでにイタリア国境に集結させています うわーすごい数だ
しかしやるしかナイ いずれは決着をつけるべき相手 イタリアも軍を集結させます
オーストリアはかつてフランスと戦い、優位な状況で引き分けたことがあります
決して楽に勝てる相手ではありません

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ヨーロッパのとある戦い

平和が一番

結果を先にいうと、戦争は痛み分けで終わりました
戦力超集中作戦のイタリアに対し、オーストリアは分散戦力で直接戦闘を避けながら
領土の占領を狙います 一時はイタリアのほとんどを占領されました
しかし戦闘ではイタリアの連戦連勝で徐々にオーストリア兵団を削っていきます

軍事技術の差が大きく影響を及ぼすようになってきています
オーストリアはかなり先進的な陸軍技術を持っていましたが、実はイタリアは
その上を行っていたのです

旧式のテルシオ戦術しかもたないオーストリアはイタリアのスウェーデン型グスタフ戦術に
敵いませんでした しかし・・・
やはり人的資源が一番の問題です 領土をたくさん占領されているので尚更です

一年半ほどで両者ギブアップ ひきわけです

たくさんの人間が命を落とす戦争 
命の尊さが何よりも大切と、子供のうちから教えられるのはずっと先の事になります

儚くも麗しきは17世紀


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Last-modified: 2010-05-18 (火) 00:07:53 (3264d)