ついにINがリリースされた。
新拡張の大きな変更を一言で言うと、「拡張地域の維持が非常に困難」。
特に異教プロヴィンスの保持がとても難しい。強化されたナショナリズムによって、異教プロヴィンスは割譲直後だいたい15%程度の反乱率を持ってしまう。戦争疲弊が貯まっていると20%を超えることもざらである。当然、反乱が起きる。反乱軍も強化されており、また損害も派手になったのでしばしば反乱軍に押し負ける。占領される。減りかけたナショナリズムがリセットされる。反乱軍占領状態が長く続き、プロヴィンスは結局元の敵国に戻ってしまう。以下繰り返しってかんじ。

マゾゲーである。
とんでもなくマゾい。
今回はさらにひどい国を選んでみた。西にチュートン騎士団・スウェーデン、南にモスクワ・リトアニア、東にキプチャク汗国と常時四面楚歌が大音量で鳴っているノブゴロドだ。
当然、陸軍が八面六臂の大活躍でロシア建国して大国になっておめでたいですね、みたいな話にはならない。とゆーか拡大・崩壊・衰退の歴史である。AARの中身が興亡史となるか衰亡史となるかは兄貴の気合い次第であるが、今回一番勉強になったのは、気合いだけでは世の中うまく行かないということだった。

環境

  • 使用国:ノブゴロド
  • 1399年開始
  • IN ver3.0

感想など下さい

  • 本当にマゾい仕様になったよねw -- 2008-06-02 (月) 20:10:25
  • これは期待大 -- 2008-06-03 (火) 13:02:24
  • EU2の方でもノヴゴロドはマゾい・・・ -- 2010-10-04 (月) 23:22:56
  • IN時代の名作AARあげ -- 2010-11-08 (月) 18:11:07

序盤の方針

  • モスクワと同盟して周辺の小国を併合する
  • その後モスクワを削る
  • どうせ維持できないのでイスラム圏の領土はまだ取らない
  • 交易はしない
    以上の4つが基本的方針。特にキプチャク汗国は要注意。モスクワとの死闘中、隙を見つけては宣戦布告してくる。しばしばオスマンやティムールと同盟しているのでやってられない。またキプチャク汗国と泥沼の争いを始めると逆にまた隙を突いてチュートン騎士団やポーランドが攻めてくるので、さっさと白紙講和あるいは少額の賠償金支払いで済ませる。とにかく戦争疲弊に注意。
    「政策」でハンザ同盟に参加でき、本当は交易したいのだが余裕が無いので却下。
    自慢の陸軍が中央アジアの雑魚をスチームローラーする光景を夢見ながらゲームスタート。
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見た目は広いが頼りない。

陸軍の維持限界が13ユニットで、初期配置に歩兵が4ユニットあるので後9ユニット、限界ぎりぎりまで徴兵。なんというか、気分は北斗の拳である。もちろん現金が足りないので国庫に集中投入。そのままの流れで、一個目のNIは国立銀行。間違えて14ユニットにしてしまうと、陸軍増強のミッションが達成された。結果オーライ。

モスクワと同盟を締結。いきなりリャザンに宣戦布告するモスクワ。安定度-2を泣く泣く飲む。リャザンはモスクワに抱かれるような地理的位置にあり、こちらから取りに行くことはできない。まぁモスクワにくれてやるというような雰囲気。
戦時に突入したことで、「徴兵法案」の通過が可能になる。安定度コスト増と引き換えに徴兵スピードが増加する。喜んで法案を通した。
その次、モスクワは予定通りトヴェリ&ヤロスラブリに宣戦布告する。ノブゴロドはヤロスラブリ併合をもくろむが、モスクワが勝手にトヴェリ属国化で和平をまとめてしまう。ノブゴロドとしては体よく使われただけの話で、いつかモスクワをいじめてやると陰険な決意を新たにする。トヴェリはその後外交併合された。モスクワが順調すぎる。
要塞建設のミッションをこなしているとモスクワからヤロスラブリ征伐のお誘いが来る。今度こそと思い、騎兵隊を先行させて包囲先着権の確保を目指す。結果、やはりモスクワが併合。なぜだ、なぜだーッ! 神はノブゴロドを見放したのか! 最序盤はモスクワが順調に国土を広げるという最悪の結果になった。

兵力の回復も追い付かぬ間に、キプチャク汗国&オスマンが宣戦布告。イスラム連合対ロシア連合である。兵力差が3倍以上あり、各地を占領されてゆくロシア連合軍。モスクワの20000規模部隊だけが頼りだが、タタールの40000規模部隊に突撃して玉砕している。オスマン軍はバルト海を遡上し首都ノブゴロドを襲う。限界だ、最後の手段だ、というわけでモスクワ領ニジニ=ノブゴロドを割譲。戦友を見捨てた上に土地を勝手に売り払うという、倫理観も何もあったものじゃない結末である。
しかしこれには深謀遠慮があったのだ。異教徒の土地は維持できない。これがINの鉄則である。モスクワ人民よご覧あれ! 名目上一度は切り渡したニジニ=ノブゴロドが反乱によりまたモスクワへ還ったではないか。やはりノブゴロドはロシア同胞を裏切るようなことはしないのである←完全に結果オーライ
「異教徒の土地は維持できない」そう口先で繰り返しつつも、今度は全土反乱祭りとなったキプチャク汗国からカザンを割譲させる。1プロヴィンスぐらいならなんとかなるよね、よね…。キプチャク汗国は反乱を抑えた直後にオスマンとヘジャーズ継承戦争を始め、さらに2プロヴィンスを奪った。どうしよう、革新主義に振ってるから改宗できないんだけど…

しかしこの後、モスクワはハンガリー、チュートン騎士団と組んでノブゴロドを挟撃。為す術なく敗退、KOである。

やっぱり序盤がいけなかった

モスクワの顔色を見てプレイするのではなく、こちらから積極的に拡大策を取ろう。1回目の経験から、キプチャク汗国は場合によってはそれほど恐ろしくない。やはりモスクワが太るほうが怖い。

スタート3年が勝負だ。
ヤロスラブリ、トヴェリと順に宣戦布告→併合、属国化→安定度-3で反乱頻発→好機と見てキプチャク汗国が宣戦布告→モスクワ領の2プロヴィンスを渡して講和(今ココ!)
はーツカレタ。ごめんよモスクワ、またそのうち領土は戻ってくるからね、などと無責任に慰めつつ反乱を潰して回る。こういう時に限って安定度回復の顧問がなかなか出てこない。艦船限界上昇とか、海軍伝統上昇とか、要らん!

そして再び侵攻するキプチャク汗国。KO。

やっぱり外交がいけなかった

のかもしれないと思い、モスクワ、キプチャク汗国、チュートン騎士団とそれぞれ関係を100以上にしてみる。
キプチャク汗国はシビルに攻め込まれて青息吐息。
チュートン騎士団とモスクワが連合して攻めてくるが、こちらは頼りになるポーランド・リトアニアと同盟しており、危ういところだったがニジニ=ノブゴロドを割譲させるという勝利に終わる。
その後もリトアニアがモスクワを叩いている隙にウラジミールを奪取。また、講和でリリースされたリャザンを掠め取る。モスクワの体力が少しずつ削がれてゆく。

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じりじりと狭まる包囲網

第3戦目が熱かった。同盟したリトアニアがモスクワを攻撃するのに便乗したが、モスクワの主力20000がこちらの主力10000をしつこく追い回してくる。戦いつつ北へ北へ逃げるノ軍主力、追うモ軍。その間に、別働隊5000*2ががら空きのモスクワ領を占領して回る。オレル割譲で講和が成立した瞬間、ノ軍主力は殲滅された。間一髪の時間稼ぎであった。

ここまで来れば主導権はこちらにある。
スパイで古文書を偽造し、残り6プロヴィンスのモスクワから2プロヴィンスを割譲させる。さらにモスクワに生真面目について来たチュートン騎士団からもエストラントを割譲させる。エストラントは割譲即コア化のミッションが生きており、プロヴィンスひとつ儲けたかんじ。

本筋とは関係無いが、デンマークが同じ日にノルウェーとスウェーデンを継承した。びっくりした。何かのイベントが発生したようでもない。モスクワ・チュートン騎士団が一段落したらスウェーデンかと考えていたので、ちょっと残念。

坂道を転げ出すと止まらない。再びモスクワに宣戦布告、モスクワを割譲させる。チュートン騎士団からも2プロヴィンスを得る。
これでロシア化に必要な条件は…スモレンスクかチェルニコフをコア化させれば良い――どちらもリトアニア様が持ってるよorz
これで100年後の敵が決まった。それまではひたすら体力を付けることだ。ここまでで1475年である。
振り返ると、最初のニジニ=ノブゴロド奪取が転換点だった。あそこで競り負けなかったのが良かったのだ。

対キプチャク汗国戦役

チュートン騎士団に対してはメーメルまで南下し、モスクワからはクルスクを割譲させ、厳しい前半戦は終わった。
現在周囲に残っているのはリトアニア、キプチャク汗国、スカンディナヴィアの三大国である。キプチャク汗国は他と戦っているところを突けば上手くいくかもしれない。リトアニアが一番強い。というわけで、ちょうど外交上の侮辱で大義名分を得てスカンディナヴィアとの戦いを始めようかと考える。ノブゴロドの正規軍は10000*3、スカンディナヴィアはいくつ繰り出してくるか。ということで一揉みしてみたら、スカンディナヴィアが強い強い。さすがラテン。量で拮抗、質は完全に向こうの方が上。さらにフランス様が同盟していて元気百倍というところ。
スカンディナヴィアがダメなら、キプチャク汗国…? やるしかないか。
反乱軍にほぼ全土占領されたキプチャク汗国を、スプライトを塗り替えて3プロヴィンス奪取した。
幸運は続く。リトアニア領チェルニコフが、ウクライナとして反乱独立したのだ。すぐさま併合。これで半世紀後にやっとロシア化の条件を満たすはずだ。

さらにキプチャク汗国をいじめ、第2戦、第3戦でも3プロヴィンスずつを奪った。やはり反乱率の高さがとても気になる。これさえなければもっとガンガン南下するのだが。

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だいぶ大国らしくなってきた!

戦線は東へ伸びる。東方戦役開始時のノブゴロドの戦力は10000*6、大所帯になったものである。
カザンを併合、キプチャク汗国をあと1プロヴィンスまで追い込む。ノガイ、シビルなど中央アジアのイスラム国家を荒らして回る。占領と割譲までは簡単だが、問題はその後だ。反乱リスクの高い地域が増え、維持に手間取る。
また、未踏地域が多く思ったように進軍できない。その後QftNWを取って探索を再開したが、もう少し早く取るべきだった。

ロシア成立

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条件を満たし…
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ロシアです!

兄貴はロシア化は初めて。感無量だ。
「シベリア征服」みたいな政策が出現し、コンキスタドールを一名得たのでシビル周辺を探索する。空き地が見つかったのでとりあえず入植してみた。政策は二度出現したが、反乱に追われて貴重なコンキスタドールを生かし切れなかった。騎兵のみの軍団を突っ込ませればオホーツク海まで大陸打通できたかもしれなかった。

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ラテンです!

さらにロシア化による中央集権ボーナスにより、技術グループのラテン化が実現!
また、政策によりサンクトペテルスブルグへ遷都。急速に近代化が進んでいることを周辺諸国へ知らしめる。
国庫に資金を集中投入してconstableとcourthouseを全土に建設。さらに裁判所制度の政策を導入、全土反乱率が-1%され、結果、ロシア全土でほぼ完全に反乱リスクが消滅した。
ロシアの未来は明るい!

対リトアニア戦役

5つ目のNIにUnam Sanctamを取得。正教国は実質上ロシアのみなので、これでヨーロッパ相手に完全に安定度打撃無しに宣戦布告ができるようになった。
満を持してリトアニア戦役を開始する。総兵力は10万。まず対スカンディナヴィアの抑えに、20000をフィンランド国境に配置。スカンディナヴィアとの関係は200近く保持してあり、侵攻は無いと読むが念のため。保険が利いたのか、スカンディナヴィアの参戦はなかった。残りの80000が対リトアニア戦線で、50000を集中運用して敵主力の殲滅に用い、10000*3を占領用に用いた。
開戦時奇襲で敵主力20000を瞬時に殲滅。その後順調に占領を繰り返し、全土占領して4プロヴィンス、戦勝点96%分を割譲させて第1戦終了。
首都サンクトペテルスブルクに大学を建てて1601年、前半戦の終了である。

西へ北へ東へ

がっつりリトアニアからプロヴィンスを得ているとBBRが12代とイヤンなかんじになってくる。しばらくは内政・植民してBBRと反乱率が下がるのを待つことに。

1700年代に入ると、これまで関係良好だったスカンディナヴィアがしきりに侮辱を送ってくる。以前はそのたびにこちらから関係を回復させていたが、急に侮辱連打をしてくるようになった。一戦ありうると覚悟を決め、中央アジアに進出させた軍を抽出して西方へ戻す。結果、向こうからの攻撃はなかった。ということはつまり、こちらから攻撃したということだ。
ポーランドはオーストリアとスカンディナヴィアと同盟を組み、さらに皇帝のフランスに同君連合で従属している。これを崩すのは不可能かと思っていたが、なぜかスカンディナヴィアとフランス連合が戦争を始める。一方的に叩かれるスカンディナヴィア。ここぞとばかり宣戦布告して領土を掠め取るロシアという構図になった。

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viborgが欲しかったが…

取り残した部分は冬戦争でスターリンが取ってくれるだろう。
戦争はノルウェーのリリースという形で決着。スカンディナヴィアの落日が始まった。

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日本がおいしそう

その後は大きな展開は無し。ポーランドは最終的にフランスに継承され、ロシアとヨーロッパの間の国境は確定したと言って良いだろう。ラテン化しても陸軍ユニットが東欧のままというのはちょっと辛い。植民は東へ続き、満州を攻撃して黄海に不凍港を得た。史実領土をほぼ再現し、けっこう満足。

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まぁまぁロシアです

感想としては、「INは面白いYO!」というところ。拡大の余地があるロシア地域は特に面白い。皆様も一度お試しあれ。


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Last-modified: 2010-11-08 (月) 18:11:08 (3089d)