(承前)

礼成1世 1717年-1748年

栄光に満ちた礼成天皇の時代に起きた戦争は以下の通り。

第9次インカ征服戦争
マジャパヒト王国による第8次侵略戦争
日本-ブランデンブルク懲罰戦争
満州による第5次侵略戦争
ブルネイによる第9次侵略戦争
日本-アラゴン植民地戦争
ポルトガルによる第6次侵略戦争
日本-ブリテン懲罰戦争

取るに足りない戦争が多かった。こちらから宣戦しないものの、あちこちからヘイトを集める国になってしまったらしい。買った喧嘩でマジャパヒト王国を滅亡させてしまった。
ヨーロッパ勢との海戦が予想される大西洋で大規模な海軍増強を実施した。アラゴンとの戦争では87隻から成る日本艦隊がミラノ艦隊をサクッと駆逐してカリブ海の制海権を守った。
ブリテン懲罰戦争では、後年、帆船小説の題材を提供しそうな58隻の日本艦隊と28隻のダンツィヒ艦隊の海戦が勃発。本国から遠く離れた戦域での大海戦。数週間遅れで本国に届く戦況報告。世界がまだ広かった時代の海戦にはジャック・キャンベルの「彷徨える艦隊」にも似た雰囲気がありますよね。
この人生では南アメリカを中心に49プロヴィンスを獲得した。

コラサンを日本の属国の立場から開放した。やがて何かの拍子に対日参戦してきたコラサンとの戦争の結果、1741年コラサンのCoTプロヴィンスであるカッチを獲得した。入植者数+1.5/年に増加。

  • 7,8個目の国策

1723年7個目「国民皆兵」獲得。国内の人的資源修正+50%   

1739年8個目「スミス派経済論」獲得。生産効率+20%
生産効率は117%、月間収入は822ダカットへ。

 
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1739年、ヒューロンは吸収されました。

おそらくこの世界の日本本土に、人口100万を越える都市は産業革命と産業化が進展する19世紀まで出現しないだろう。
史実では、18世紀はじめには人口100万を突破し、最盛期には120-130万にも達した世界一の大都市、江戸。同時期のロンドンやパリの人口をはるかに凌駕していた。だがそれは祝うべきことではない。都市というものは、今も昔も人口再生産の場としては農村よりも魅力に乏しい土地だった(現代でも東京の出生率は全国で最も低い)。医療も上下水インフラも未発達の時代、都市ではたびたび疫病が蔓延し、多くの命を奪った。地震、台風、火事、人口過密でイモ洗い状態の江戸で健康に長生きするのは難しかっただろう。ナポレオン時代のフランスでは成人するまで生き延びられるのは半数、明治時代の日本でも成人できたのは出生児の7割に過ぎなかった。必然的に、一人の女性は少なくとも4人以上の子を産まなくては人口は維持することもできない。そして一般に、都市よりも農村の方が疫病の脅威も少なく食料は豊富で、子の死亡率も低かった。人口再生産は圧倒的に農村部の役割だったのだ。
ならば、当時の人々はなぜ都会を目指し、江戸は北京や広州を凌駕する大人口を抱えていたのか?
当時の都市は後の世の都市とは性質を異にしていた。江戸をはじめ京都や大阪といった都市は近隣の農村の余剰人口捨て場であり、農村から拒絶された者たちを死ぬまで隔離する、いわば「死の家」だったからだ。
長子相続制のもとでは、次男や三男が受け継ぐ土地はない。開拓者を求める新しい土地は史実日本では18世紀はじめには枯渇していた。全国が隙間なく耕され、狭い国土が維持できる扶養限界――総人口3000万に達していた。
英仏西のように植民地を保有する国家ならば、故郷を追われた農民の次男、三男や嫁ぎ先のない女性たちは海外に耕すべき土地を見出すことができた。一方、日本は……。
人口圧力ではちきれそうな都市という名の汚水溜めに流入して、同じ境遇の者と競争しながら命をすり減らすしか道はなかった(偶然の僥倖により、実家を継いだ兄の訃報が届くまでは)。また、幕末の江戸では男性の半数が生涯独身だった。生活コストが高い都市部では、多くの者は自らを養うだけで精一杯だったのだ。年金制度もない時代、子がないことがどういうことか想像してみてほしい。
もっとも、蒸気船が出現するまでは海を越えて輸送できる人数は知れている。この異世界の日本でも、農村から都市への人口流入は程度の差こそあれみられるだろう。それでも、数世紀にわたり日本本土の母集団から植民地へドレインされる移民の細流が絶えることがなかった事実は大きい。強制収容所のような都市で生き凌ぐのに必要な功利主義や気配りと、見知らぬ土地に挑む大胆さと向こう見ずさは、きっと相容れないものだ。この世界の広大な日本領植民地は、後者の性格を備えた日本人を上手に分離したサンクチュアリとなっていることだろう。
1748年、十一度目の人生が終了した。

中御門1世 1748年-1756年

奴隷制度廃止法を可決。
この人生では6プロヴィンスを獲得した。

おそらくラノベの転生者たちもこれだけは不満だと思うが、転生者の私が、あの懐かしい21世紀の日本からひとつだけ持ってこれるものがあるとしたら何を願うかわかるだろうか? それは歯磨きセットだ。食事のあと、就寝前、朝の起きがけに歯を磨ける幸福をわかってはもらえまい。
贅沢だろうか? でも無くても生きられる無駄なモノに依存しない人間など存在しない。否、むしろ無駄にこそ人生の意味がある。社会に貢献する仕事、余暇、美や芸術、妻子や友人……そういった生存には直接必要ないものを全て省いたら、生きている必要があるだろうか?
十二度目の人生が終了した。

摂政評議会 1756年-1766年

私の不在中に11プロヴィンスを獲得した。

桜町1世 1766年-

アメリカ独立運動がはじまった。アメリカ東海岸沿いの豊かな土地で反乱軍総数5万がわらわらとポップアップした。
対する日本の近隣に駐留している戦力は14000。
だがこれは陸軍5万人を無料で頂けるお得イベントにもなり得る。再現性があるのか知らないが。

 
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こちらが反乱勢力。
 
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言い分を飲んでみる。
 
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日本陸軍に優秀な将軍つきの反乱軍5万人が合流。アメリカ合衆国はなぜか独立しない。
 
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概略>属国を建国 でアメリカを選択し独立させる。
 
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命を賭して肇国に貢献した反乱軍諸君の感慨や如何。
天皇忠仁1世が即位し、アメリカ帝国爆誕。
……いや、いいけどさ。
 
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1774年の世界地図。アフリカ沿岸部はスペイン・ポルトガル・日本に分割された。南米に日本にルーツを持たないブラジルが成立している。明は崩壊して秦が成立している。シベリア方面に視線を転ずれば、オスマン帝国に侵食された人的資源に乏しい哀れなロシアの姿が印象的。
  • 帝国統計年鑑(1774年 民明書房刊)
     
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    収入1000ダカット/月の大台に乗る。「金持ち喧嘩せず」とも、「保険と博打は貧乏人がするもの」とも言う。どこからともなく聞こえてきた国際社会の世論によると、我が国のBBレートは0.0。平和を愛する日本国民は博打の最たる戦争になど興味ございません。
     
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    4大陸軍国の一員に。わが日本帝国には海と陸で一流を目指す国力がある。人的資源も秦を凌駕しました。
     
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    1692年比で2倍弱に拡張。
 

添付ファイル: fileworld1774.jpg 19件 [詳細] fileseapower1774.jpg 16件 [詳細] filelandpower1774.jpg 14件 [詳細] fileindependent1774.jpg 14件 [詳細] filerebels1774.jpg 14件 [詳細] filenorthamerica1739.jpg 15件 [詳細] fileincome1774.jpg 17件 [詳細] fileamerica1774.jpg 14件 [詳細] fileagree1774.jpg 13件 [詳細] fileagree_result1774.jpg 14件 [詳細] fileworld1692.jpg 6件 [詳細] fileseapower1692.jpg 5件 [詳細] filemissionary1692.jpg 5件 [詳細] filemissionary1652.jpg 5件 [詳細] filelandpower1692.jpg 5件 [詳細] fileincome1692.jpg 5件 [詳細] fileidea1691.jpg 5件 [詳細] filecolonist1691.jpg 4件 [詳細]

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Last-modified: 2019-03-16 (土) 18:22:39 (101d)