The Holy Roman Emperor(神聖ローマ皇帝)

ローマ教皇庁の他に、この時代の巨大な政体として、神聖ローマ帝国がある。
初代皇帝は8世紀のシャルルマーニュであった。この時代には多くのドイツ諸侯を従え、皇帝は調和と相互の自己防衛のため、帝国諸侯を一体としてまとめていた。帝国諸侯のあいだで紛争がなかったわけではない。むしろ、帝国での資格と権利をめぐって多くの戦争が起こった。しかし、帝国が危機に陥ったときには、彼らを一体にまとめる連合軍が結成された。

構造と帝国を支配する「ルール」はゲームの350年間のあいだに変化していくが、15世紀の組織に似たものとして表現することにした。帝国の効果は、おそらく、史実におけるものよりも小さい。しかし、ゲームバランスを取るためには必要なことだ。

画面右下にあるスペシャルメニューのHoly Roman Empireボタンを押すと、現在の皇帝、選帝侯、帝国諸侯が表示される。一番上にある飾りの付いた大きな盾が現在の皇帝である。その下にあるのが七大選帝侯で、一連の小さな盾が帝国諸侯である。

皇帝

神聖ローマ皇帝をいただく国は、一連の利益を享受でき、当主が死ぬまで続く。

  • 皇帝の称号は偉大であることの証なので、毎月prestige(威信)が増えていく。
  • 皇帝は年に1人の追加の外交官を得ることができ、帝国の重要な交渉に当てることができる。
  • 皇帝のスパイはより効果的である、任務成功率が5%上昇する。
  • 全ての帝国諸侯が皇帝の国の安定度改善のために、毎月1ダカットを寄贈する。この費用は帝国諸侯からは差し引かれないが、皇帝の毎月の投資にボーナスとして加算される。
  • 皇帝は毎月のmanpower(人的資源)に大きなボーナスを得るので、非常に早く連隊を創設したり、消耗した連隊に補充したりすることができる。追加で得られる人的資源は、帝国諸侯の数に応じて決まる。
  • 皇帝は、また、通常の場合よりも大きな軍隊を維持できる。皇帝を擁する国は連隊の維持上限が上がる。しかし、連隊の維持費は皇帝の国庫から支払わなくてはならない。維持上限の上がり方は、帝国諸侯の数によって決まる。

帝国諸侯

ゲームの開始においては、神聖ローマ帝国の帝国諸侯はたくさんいる。HREインターフェースで盾を見ることで、どの国が帝国諸侯かを見ることができる。スペシャルメニューツールバーの一番下にある"Imperial map mode"をクリックすることで、メインマップに表示できる。

帝国の一部である帝国諸侯は毎月の安定度投資に少しのボーナスを得る。また人的資源と連隊の維持上限もわずかに増える。これは皇帝が受けるボーナスと同じであるが、その量はかなり少ない。帝国に属する全ての国の間では、毎月わずかに関係が改善されるボーナスもある。

特別なランダムイベントによって、神聖ローマ帝国に帝国諸侯が追加される。帝国諸侯に隣接し、皇帝ととてもよい関係を持つキリスト教国家は、帝国の一部となるだろう。これと同様に帝国から追放される可能性もあるので、プレーヤーは皇帝と良い関係を維持するよう留意すべきだろう。

選帝侯

帝国には7人の特別な「選帝侯」がいる。選帝侯であること自体は特別な利益をもたらさないが、皇帝が死ぬと、7大選帝侯は次代の皇帝を決める。選帝侯は、皇帝ととてもよい関係を持ち、国際的な評判が完全によいことが期待される。そうでなければ、特別なランダムイベントによって選帝侯の地位を失うだろう。戦争や外交によって併合されたときも、選帝侯は消滅する。

選帝侯が空位になると、しばらくして皇帝がランダムイベントで新たな選帝侯を選ぶ。これは権威ある任命で、帝国諸侯から贈り物や他の援助を受けられるだろう。

神聖ローマ皇帝になるには

現在の皇帝が死ぬと、選帝侯から最も多くの票を集めた帝国諸侯が皇帝となる。各選帝侯は、最も好意を持っている候補者にだけ投票する。これは選帝侯と帝国諸侯の関係と、将来の皇帝の威信、ランクによって決定される。選帝侯の票を最も多く集めた帝国諸侯が、皇帝に即位し、彼が死ぬまで帝位を支配する。投票で同点になり、そのうちの一国が直前の皇帝を出している場合は、その国が皇帝を出す。そうではない場合は、投票で同点になった中で最も威信の高い国が皇帝を出す。

選挙で皇帝になろうとするならば、外交的手段で少なくとも1人か2人の選帝侯の支持を得る必要がある。外交の章でさまざまな手段が紹介されている。最も単純な方法は、金を送ることである。HREインターフェースを使うことで、どの国が現在の選帝侯なのかを素早く知ることができる。選帝侯の盾のそばに表示されている小さな盾は、もし今日選挙が行われたらその選帝侯が誰に投票するかを示している。

選帝侯の盾をクリックすると、メインマップの中心に選帝侯の首都が来るように移動し、外交インターフェースが開く。ここで選帝侯の支持を得るためにどうするかを決めることができる。目的は他の帝国諸侯よりもよい関係を確立することだ。長い年月とたくさんの贈り物が必要だろう。(おそらく競争者も現れるだろう) しかし、皇帝になるメリットは費用をかけてもやりがいのあることだ。

摂政政治か、同君連合の従属国の場合は皇帝に選ばれることができない。だからといって選帝侯との関係を改善できないわけではないが、正当な支配者を得るまで投票されない。選帝侯は神聖ローマ帝国以外の国や、戦争中の国には投票しない。

帝国との戦争

神聖ローマ帝国は同盟ではない。帝国諸侯は、他の諸侯にしたがって戦争に行くかどうかを自由に決められるので同盟のような効果はない。2国間の関係にあるボーナスは、同盟や他の外交関係を築くにははるかに足りない。しかし、帝国諸侯や、特に皇帝に宣戦布告するには、さらなる脅威がある。帝国諸侯と、特に皇帝と戦争するときに配慮すべきなのは、予想よりも大軍を動員することができることのみである。

皇帝の持つ利点の多くは、帝国諸侯の数に影響されることに注意すべきである。皇帝になりたいと思うなら、その地位から得ることができる利益を減らさないために、帝国諸侯を減らしすぎてはいけない。帝国外の国を攻撃するのを手助けすることも考えるべきだろう。皇帝を倒すことが目標なら、逆もまた真なり。帝国諸侯を滅ぼすほど、皇帝との決戦の時に、皇帝の力は弱っているであろう。


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Last-modified: 2007-12-27 (木) 11:52:23 (4135d)